グランドピアノの移動

学校構内でグランドピアノ(YAMAHA C3)の移動を行いました。

1F→1Fへのご移動で、段差は搬出口に1段程度ありました。

本体は屋根や、鍵盤蓋などが開かないように、ラップ梱包をして、キルティングやエアマットを地面に敷き、グランドピアノを横に倒します。

ボルトを取り外し、脚とペダル部分を取り外します。

本体は、グランドピアノ専用の板に載せて、布団で梱包後、板と本体がはずれないよう専用の紐で結びます。

板に担ぎ紐を通し、前後に人員を配置して担ぎ上げで建屋から搬出します。

建屋から搬出後は、ピアノ専用の台車に乗せて、別建屋まで移動しました。

搬入する建屋はスロープがあり、玄関口までスムーズに運ぶことができました。

設置部屋では、紐をほどき開梱後、脚を1本ずつ取り付けた後、本体を片側づつ立てていき、ペダルを取り付けました。

インシュレータを設置場所へ配置して、脚部分を持ち上げ設置し、搬入完了となりました。

 

クレーン(ユニック車)を使用しての移動

お客様のご自宅内にて、グランドピアノを2F→1Fへ移動をしました。

ピアノは、ベランダのあるお部屋に設置されていたので、先ずは脚・ペダルを本体から取外し、本体は布団で梱包後、グランドピアノ専用の板に紐で固定しました。

移動方法はクレーン(ユニック車)で2Fから吊りおろすのですが、2Fの部分に電線があり、ベランダと電線の間をクレーンが通るように操作をします。(とても気を使いますし、技術が必要になります)

屋根とベランダの間にクレーンのフックを近づけて、グランドピアノをクレーンに玉掛けします。

その間にベランダでは、グランドピアノを支える必要があるので、人とベランダには負荷がかかります。(この時はYAMAHA C3でしたが、330kg程度です)

クレーンをベランダから離して、吊おろし搬出するのですが、電柱と電線があるため、振り幅が少ない分、慎重に操作をしました。

ベランダから出した後、真下のお庭に吊りおろして、1Fの掃き出し窓から搬入し、本体を開梱・脚・ペダルを取り付けして作業完了となりました。

 

 

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